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錦織圭リオ試合結果の解説と体格差や人柄や涙についても

リオ五輪出場の錦織圭選手は,自身では初めてオリンピックにおいてベスト4になり,

日本人としては約一世紀近くとなる96年ぶりにメダルに王手をかけました。ここでは,

そんな錦織圭選手に敬意を表し,リオ試合結果や対戦相手との体格差,錦織圭選手の人

柄(プロフィール)簡単紹介,そして,準々決勝に勝利した瞬間の涙についてまとめま

した。


錦織 圭さんのリオ五輪における試合結果は!?

 

・1回戦(8/6):アルベルト・ラモス戦

アルベルト・ラモスさん     0   2 - 6      2  錦織 圭さん
                     4 - 6 

 

アルベルト・ラモスさんは,世界ランキング33位(2016年8月8日時点)ですが,ラン

キングの割には試合のスコアは上記のような感じに一方的で,錦織 圭さんはストレー

ト勝ちしました。

 


・2回戦(8/9):ジョン・ミルマン戦

ジョン・ミルマンさん      0    6(4) - 7      2  錦織 圭さん
                        4 - 6

 

ジョン・ミルマンさんは,世界ランキング74位(2016年8月8日時点)と1回戦で対戦し

たアルベルト・ラモスさんよりもランキングは低いです。そのため,ボクはある程度簡

単に錦織圭さんが勝利を収めるのではないかと思っていました。

 

結果は上記のように,錦織圭さんの2-0というストレート勝ちでした。

 

しかし,第1セットのスコアをよく見るとだれでもわかるように,結果的には6-6のタイ

ブレークになり,しかも,錦織圭さんのミスも続いたため,絶体絶命に近いと0-4とい

う流れになってしまい,あわや,相撲で言う『うっちゃり』状態になるくらい錦織圭

んは追い詰められました。理由は,タイブレークは,先に7点取った方が勝ちという

ルールだからです。それに,74位は格下相手になりますからねぇ。

 

ところが,0-4の後の長いラリー状況を錦織圭さんが押さえて1ポイントを奪取すると,

ここからがゴジラの逆襲ではありませんが,錦織圭さんの独壇場というか,あっさり3

連続ポイントをゲットし,あとは完全にゲームを支配した状態で,タイブレークを制し

て第1セットを勝利しました。

 


・3回戦(8/12):アンドレイ・マルティン

アンドレイ・マルティンさん     0   2 - 6   2  錦織圭
                  2 - 6

 

アンドレイ・マルティンさんは,世界ランキング121位(2016年8月8日時点)とランキ

ング的には現時点では錦織圭さんからするとかなり格下相手になるわけですが,とはい

え3回戦まで勝ち上がってきたわけですから,ランキングでは考えられない“勢い”がある

のではないかと警戒されましたが,結果的には,スコアのように,錦織圭さんから見る

と,かなり楽勝的な試合結果に終わりました。

 


・準々決勝(8/13):ガエル・モンフィス戦

ガエル・モンフィスさん     1   6(4) - 7(7)    2  錦織圭
                       6 - 4
                     6(6) - 7(8)

                    

ガエル・モンフィスさんは,世界ランキング11位(2016年8月8日時点)と錦織圭さん

とあまり変わらないということと,ランキング的に錦織圭さんが最近,下降気味なた

め,多少は苦戦するかもしれないぐらいしかボク的には思っていませんでした。これま

での対戦成績も2勝0敗でしたから!!

 

ところがどっこい!!

試合は,こんな感じになってしまいました。

 

第1セットは錦織圭さんが,6―6からタイブレークを7―4で制しました。

この勢いで行くのかなぁ??これまでの対戦成績から考えても・・・しかも,第2セット

は第1ゲームでいきなりブレークに成功という展開だから。

 

ところが,すぐにブレークバックを許し,4―5からの第10ゲームは40―0から追

いつかれてブレークを許し,4―6で落としてしまうという結果に。。。。

 

なになに。流れがモンフィスさんの方に行っているのでは??????

 

すると,第3セットは互いにサービスゲームをキープする展開。

両者譲らず6―6から再びタイブレークに突入し,錦織圭さんはモンフィスさんにマッ

チポイントを握られてから5ポイント連取で8―6で制しました。

 

こうかくと,結局,楽勝だったの!?と言われそうですが,タイブレークは,(最終セッ

トのタイブレークで)3-6ッスよ!?

 

これって,あと1ポイントをモンフィスさんが取ったら,試合が終わっちゃうという状

況なんですよ!!

 

あと1ポイント!

 

錦織圭さんは,1ポイントだって,モンフィスさんに渡せない状況ですよ!!

 

降りてこられましたよ。。。。

 

神が!?

 

ここから,錦織圭さんが5連続ポイントですよ・・・

 

5連続だから,3-6が,8-6の逆転勝利になったわけですから。。。

 


・準決勝(8/14):アンディ・マリー戦

 

錦織  圭さんがリオで対戦した相手との体格差について比べてみました!

     錦織 圭さん・・・・・・・・・・・ 身長178cm,体重75kg。

・1回戦:アルベルト・ラモスさん・・・・・身長188cm,体重80.3kg。

・2回戦:ジョン・ミルマンさん・・・・・・身長182.9cm,体重79.4 kg。

・3回戦:アンドレイ・マルティンさん・・・身長180.3cm,体重72.1kg。

・準々決勝:ガエル・モンフィスさん・・・ 身長193cm,体重80.3kg。

・準決勝:アンディ・マリーさん・・・・・ 身長190cm,体重84kg。

 

どうでしょうか,この体格差。

体重では負けてないところもありますが,この身長,体重を見る限り,テニスには,柔

道やボクシングのような体重別という区別がないわけです。

 

こういうふうに見ると,ボクは,錦織圭さんの試合を平面的にしか見ていなかったよう

な気がして・・・

 

もし平面的でなく,“立体的”を意識して相手との対戦を妄想したりすると・・・

 

『ガエル・モンフィスさん』も『アンディ・マリーさん』も,ボクはコワイです!!

 

何気に,「錦織圭さん,頑張って優勝を目指してください。」とか言ってますが・・・

 

でも,錦織圭さん,テニスには体重別はありませんから,

頭を切り換えて,苦手なマリーさんにしっかり対峙し,最後まで勝利への執念を燃やし

続けてください。お願いします。としか,ボクには言えないです。。。

 

錦織 圭さんの人柄(プロフィール)を簡単に紹介すると♪

皆さんがご存知のように,錦織 圭(にしこり けい)さんと呼ばれます。

 

おいおい,こんな当たり前のことを今さらかよ~~

と言われると思いますが,あまり錦織圭さんのことを知らない方のために敢えて・・・

 

生年月日が1989年12月29日生まれですから,26歳ですね。

 

出身は島根で,所属は日清食品

 

特徴は,世界ランキングが以前は4位でしたが,現在は7位であるということ。

 

それから,経歴みたいなものは,日本人初のシングルス世界ランキングトップ10入りを

果たされたということ。

 

日本人初なわけですから,歴史的な視点で考えると,イチローみたいな存在なんでしょ

うが,年齢差を考えると,同じとは言えないかもしれませんが・・・

 

あと,男女通じて日本人初,アジア人男子初のグランドスラム4大大会シングルスファ

イナリストということです。

 

まだまだいっぱいありますが,主な部分を紹介させて頂きました。

 

錦織 圭さんが準々決勝に勝利した瞬間の涙について

この“涙”については,報道では,“感極まって”とか“顔を覆う”とかありましたが,

「そりゃあ,そうでしょ♪」とボクも言いたいですよね。

 

確かに,ゲーム展開からみても,錦織圭さんはかなり追い詰められてしまいました。

 

もう,だれが見ても『絶体絶命』という感じでした。

 

だって,“あと1点とか,すぐ取られてしまいそうな展開だった”からです。

 

ボクもテレビ越しですけど,泣いちゃいました。本当に!!

 

ボクの場合は,もちろん,追い詰められて泣いたわけではありません。

 

感動して,泣いちゃいました♪♪

 

あと,こんなこといっちゃ失礼かもしれませんが,現地で試合を見ている方で,テニス

を観戦する際のマナーが,“なっちゃない”方が結構,いましたよね。

 

テレビで見ていても,何度となく,錦織圭さんが,観客にアピールしているような場面

もボクは多く見たような感じがします。

 

あの環境の中で『勝利した!』というのも,ボクは“錦織圭さんの涙”につながったので

はなかったのか!?と思っています。

 

とにかく,錦織圭さん。いつも苦しいかもしれませんが,応援しています。

しっかり,悔いのないプレーに励んでください。