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上原浩治42歳の魅力ってナニ?カブスの年棒は?投球の凄さについても!

42歳になっても大リーグで活躍を続ける上原浩治投手の魅力ってナニなんでしょうか?

また,2016にワールドシリーズ優勝のシカゴ・カブスでの年俸はいくらか?そして,今

もなお冴えわたる上原浩治投手の投球の凄さについても簡単にまとめてみました。


上原浩治さん42歳の魅力ってナニ?

上原浩治さん42歳の魅力といえば,やはり,42歳という年齢でありながら,メジャーリ

ーガーとして一線級の場で大活躍しているということだと思います。

 

もうこの年齢のメジャーリーガーとなると,すごく限られてきます。

 

しかも,例え今までに絶大なる実績を持っていたとしても,今この瞬間に絶大なる力を

発揮することができなければ,チームにとっての絶対的に必要な戦力にはなりませんか

ら,わざわざ42歳のオジサンを雇う必要はありません。

 

絶対的に必要な戦力として考えられている42歳の上原浩治さんは,とても魅力的なわけ

です。

 

若くなければ,あまりお金をかけずに契約できるという点も,経営者側からすれば,メ

チャクチャ魅力的かもしれませんし!?

 

度々ニュースの記事で目にする言葉として,『アメージング』という言葉があります

が,上原浩治さんは,まさにその42歳という年齢からは想像することができないピッチ

ングを何度にもわたってやり続けているわけですから,『アメージング』のなにもので

もありませんし,“なぜ42歳(オジサン)が,そんなことができるの!?どこにそんな力が

あるんだい!?”みたいな感じですから,そんな年齢の42歳の上原浩治さんはやはり魅力の

ある選手だと思います。

 

ふつうだったら,強者揃いのメジャーリーガーの中で,「オジサンはゆっくり家でテレ

ビでも見ていな!!」みたいなことを言われそうなわけですが,蓋を開けてみれば,ビシ

バシと嫌ごとを言いそうな年齢の選手たちから三振の山を毎日のように積み上げていく

わけですから,たまりません。

 

実際に160km近い剛速球を投げる投手であればまだしも,ややもすれば137,8kmくら

いのボールしか放ることができない42歳の上原浩治さんなのに,来る打者来る打者みな

三振とかになると,見ているお客さんたちは,痛快でたまりませんよね。

 

まさにお客さんの気持ちを鷲づかみすることができる魅力を持った42歳の上原浩治さん

なわけです。

 

“お客さんを呼ぶことができる”というのは,経営者側からすると魅力的じゃないです

か?しかもオジサン42歳なわけですから,たまりません。

 

42歳の上原浩治さんが求める契約金を支払うことができる球団であれば,どこであって

も,喉から手が出てくるくらいほしいと思う魅力あるピッチャーだとボクは思います

が,皆さんはいかがでしょうか!?


上原浩治さんのカブス年棒は?

レッドソックスからFAとなり,シカゴ・カブスに移籍した上原浩治さんの年俸は,1年

契約の450万ドル(約5億1800万円)だそうです。

 

42歳で,約5億1800万円。凄いですよね!?

 

確かに,レッドソックスではもっともらっていたかもしれませんが,年齢がです

ね。。。

ただ,他にもっと高い年俸の用意がある球団もあったらしいですが,上原浩治さんはシ

カゴ・カブスとの契約に合意したということです。

 

シカゴ・カブスといえば,昨年のワールドシリーズチャンピオンですからね!!

 

今年がどのような結果になるのかはわかりませんが,チームとしては,とても魅力的で

すし,そんなチームで,主力としてピッチングできるチャンスがあるわけですから,年

俸が少し下がったとしても,シカゴ・カブスでプレーしてみたいですよね!?


年俸の話に戻りますが,あのイチロー選手でさえ,年俸は200万ドル(約2億3000万

円)だそうです。

 

1歳年下の上原浩治さんにしてみれば,ある程度納得できる年俸ではないのかと思うの

ですが,甘いかもしれませんね。

 

結果的に,42歳でFAですから,ややもすると,年齢的なことを考えて,どの球団もオフ

ァーしないことだってあり得たわけですが,よりによって前年度世界一のチームからオ

ファーをもらっての契約合意ですから,42歳という高年齢の上原浩治さんですが,素晴

らしすぎると言うしかありません。

 

今年も大活躍して,来年も当然のごとく継続契約してほしいものです。


上原浩治さんの投球の凄さについても!

上原浩治さんの投球の凄さについても確認しなければなりませんよね!?

 

だって,ココのところが,42歳になっても今もなおメジャーリーグで大活躍している上

原浩治さんの“肝”の部分だからです。

 

そこで,ボクは上原浩治さん42歳の投球の凄さを,『投球フォームの凄さ』,『制球力

の凄さ』,『球種の凄さ』に分けてまとめてみました。


投球フォームの凄さ

上原浩治さんの投球フォームは,テイクバックが小さく腕の振りが速いのが特徴です。

ややトルネード投法気味のノーワインドアップのスリークォーターで投げます。

トルネードと言えば,野茂英雄さんを思い出しますね♪

 

上原浩治さんの投球フォームは非常にスムーズで,一見それほど特徴的には見えません

が,投球動作の前半は腕が体の陰に隠れて見えない上に球持ちが非常に悪いため,テイ

クバックからボールを離すまでの時間が短くて,メジャーの多くの選手が「球の出どこ

ろが見づらい」と言っています。

 

ですから,上原浩治さんの投球フォームは,速球を実際の球速以上に感じさせる「幻惑

的」な投球フォームなわけです。

 

要するに,ある意味バッタボックスで投手が投げてくるのを構えてから打とうとする時

に,「見極める時間が無い。」とか「ど真ん中の速球が,投げられてから半分通過する

まで判らない。」とか「投げた瞬間,ボールがストライクかどうかは高めに外れた時以

外は判別できない。」みたいに見えるわけですから,タイミングが取りづらく,空振り

することが多くなるわけです。

 

しかも上原浩治さんの投球フォームは,メジャーに来て肉離れで苦しんでいた時に,メ

ジャーリーグの硬くて傾斜のきついマウンドに合わせ,マウンドからジャンプするよう

な投球フォームに変更することによって太ももの負担を減らすと同時にボールの方に力

を乗せるようにした工夫,改良を行ったため,球威も上がっているんですね!!

 

その上に,上原浩治さんは,『フォームは常に変えていくものだ』と考えているらし

く,『生涯完成することは無い』と述べているくらいですから,毎年毎年,ある意味微

妙に投球フォームが変わっているとしたら,それに対峙する打者にとっては,“また,投

球フォームが微妙に変わってやがる!?”みたいな感じで,ボクはプロではありません

が,経験上は,とらえどころが変わるから,打ちにくいんじゃないかと思います。

 


制球力の凄さ

上原浩治さんのピッチングで最も特筆すべきことは,その制球力にあります。

 

奪三振が多く,与四球が少ないピッチャーなわけです。

 

これまで日本球界10年間の奪三振率7.99(2007年は9.58)。

 

メジャーリーグ8年間の奪三振率10.7で,2013年においては12.2の記録です。

 

制球力を示す指標である奪三振を与四球で割る数値では,生涯1000イニング以上投げた

投手の中では日本プロ野球歴代最高となる通算6.68(現在ヤンキース田中将大投手で

さえ4.50)であり,上原浩治さんの数値は突出していると言えます。

 

メジャーリーグにおいても2014年まで通算100イニング以上投げた投手の中で歴代最高

の通算8.96を記録しているのです。

 

日本での10年間の与四球数もわずかに206個。

 

上原浩治さんは,フォークピッチャーでありながら暴投も非常に少ないというのも特徴

です。

 

また,「構えた場所に寸分の狂いなく投げ込んでくる。」とか「何年も活躍できている

のは,スプリッター(フォークボール)の使い方がうまいことと狙ったところに正確に

投げる能力が優れているから。」と制球力の良さを特徴に挙げる選手が多いことでも有

名です。

 

そして,制球力の凄さに加えて,「迷ったらプレートを外せばいいだけ」と一球ごとの

投球間隔が非常に短く速いテンポでどんどんストライクを投げ込んでいくため,見てい

て疲れず小気味よいピッチングに楽しささえ感じるわけです。

 

しかも,スピードが「バッタバッタと三振を取るようなすごいスピードではなく,どう

かすれば137,8kmのスピードで三振を取る」痛快さ。

 

ワクワク,浮き浮きするような制球力。

 

まさに“神ってル制球力”という感じで,ある意味,上原浩治さんの生命線とも言えま

す。


球種の凄さ

速球は基本的にフォーシームで,10セーブ以上挙げているクローザーの中ではメジャー

でもかなり遅い部類の投手ですが,「いろいろ動かしたりしている」と上原浩治さん本

人も発言している通り,微妙な変化をつけ,投球フォームにも速度の変化をつけて打者

のタイミングを外しているので,とても厄介なわけです。

 

また,上原浩治さんの球種は,メインが速球とスプリッター(フォークボール)なわけ

ですが,全く同じ腕の振りから速球とスプリッターを投げわけているということから,

幻惑的な投球フォームに加え,手を離れた瞬間は全く同じ球に見えるため,とてもタイ

ミングが取りづらいわけです。

 

そして,投球フォームの凄さのところでも紹介しましたが,上原浩治さんの球は,手か

ら離れた瞬間にジャンプして向かってくるような印象もあって,スピードガンが示すよ

りも速く見え,球の切れ味を「シャープなナイフ」と表現されることもあるそうです。

 

それから,メジャーリーグのピッチャーの速球回転率の平均は,1分間で約2200回なそ

うですが,上原浩治さんは2700回だとか。

 

この速球回転率の高さが,速球投手(約161km/h)よりもボールのスピードが約24km/h

は遅いのに,打者には,ほとんど同じように見えるとまでいわれるところが,球種の凄

さを表すのではないかと思います。


あと,上原浩治さんは,努力家であり,工夫家でもあり,絶えず自分の球種についても

研究してあるようで,特にスプリッター(フォークボール)については,空振りを取る

落差の大きいもの,落差が小さく減速するもの,シュート回転をかけて右にスライドし

ながら落ちる軌道など,3種類のフォークを投げ分けている上に,現在は4種類目のスラ

イダー回転で左にスライドしながら落ちるフォークを研究中と言われるわけですから,

このことについても凄さをボクは感じます。

 

最後に,日本のプロ野球のテレビ放送を見ていると,スプリッター(フォークボール

はとても制球しにくいボールだと思うのですが,上原浩治さんの場合は,思い通りのコ

ースに投げることができるということですから,そうなると打者は,たまったもんじゃ

ないなぁ・・・とか思います。

 

本当に,『スプリッター(フォークボール)を制球出来る点で,他の投手と圧倒的に違

う』とボクも思います。

 


まとめ

・メジャーリーガーの中でも高年齢の選手となる42歳の上原浩治さんは,FAでレッドソ

ックスから昨年度世界一のシカゴ・カブスに移籍しましたが,今後どのようなピッチン

グで世間を騒がせてくれるのか注目です!


・三振が多く与四球が少ないと言われる上原浩治さんの投球が本当にそうなのか?とい

った視点でテレビ放映を見ると,きっと新鮮な感じで野球を楽しめると思いますので,

チャレンジしてみてください。