みなヨム

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きなこーや博多マルイオープンの苦労は?被災地熊本からの思いも!

アサデスで紹介された「きなこーや」。博多マルイ店オープンにともなって出店準備を

していましたが,本店がある熊本で地震が発生。想定外の出来事に一時は出店を断念す

ることも考えられましたが何とか出店。被災地熊本から出店された思いをまとめてみま

した。

 

「きなこーや」って何?

きなこーや」というのは,熊本市に本店を構える和菓子店の店舗名です。素材一品一

品へのこだわりが評価され人気上昇中の和菓子店です。わらび餅を入れて巻いたロール

ケーキ「きなこーやロール(きな粉が練り込まれた生地とクリームにわらび餅

が入ったロールケーキ)」を看板商品に,わらび餅や和三盆プリン,クッキー,きな粉

餅など「和」のスイーツが評判です。

 


きなこーや博多マルイ店オープンの苦労は?

 

きなこーやは,博多マルイの2016年4月21日オープンにあわせて新店舗開業準備をして

いましたが,オープンの1週間前の4月14日とその2日後の16日に発生した大地震のた

め,本店における商品(和菓子)の製造がままならなくなりました。

その上従業員も被災していたため,新店舗開業準備も人が集まらなくて少人数でしなけ

ればならなくなり,出店断念も迫られたということですが,何とか出店にこぎ着けられ

ました。

このような状況に社長が途方に暮れていると,幹部から「みんなをどうやって食べさせ

るんですか。」と言われ,社長はハッと我に返ったそうです。

「どこかでお金を稼いで,みんなにお給料を払わないと食べていけない。そこが一番大

事だ。」と思われたそうです。

 

 

ロールケーキに込めた熊本の思いも!

 

「きなこーやロール」は,ロールケーキの中にわらび餅が入っているケーキで,きな

こーやオープン当初から1番メインで作られている商品とか!?

そのため,求人募集を出した時は,「このケーキが作れるようになりたい。」と言って

入ってくる職人さんがいるそうで,今年は博多マルイに出店することもあって,福岡か

ら熊本に引っ越してきて製造を習いたいと入社してきた新入社員が8人もいるそうで

す。

 

その新入社員さんたちは,「ロールケーキにわらび餅が入っているなんて考えたことも

なかった。和と洋が合わさって魅力的だと思った。」とか「今頑張ろうと始めたばかり

なのに,大地震が起こったからといって,逃げるじゃないですけど,福岡に帰ったとこ

ろで・・・熊本も頑張っていると伝えたい。」と言ってありました。

そして,今年の4月からの新入社員の一番の楽しみは初任給という話になったとか。

でも,震災の影響で初任給が出せなかったら,新入社員にとって嫌な思い出になってし

まうんじゃないかということで,博多マルイのオープンは,どんな形ででも絶対に成功

させるしかないということを社長が言われて,関われる者で頑張ろうということになっ

たそうです。

 

また,「ニュースとか見ていたら,自分たちよりももっとひどい目にあっている方が多

いと感じ,自分たちがこれで断念したらダメだ!熊本がもっと頑張れるということをど

ういった形かで出来ないか?特に県外に福岡に店舗があったので,そこで自分たちの頑

張っている姿を見てもらえたらいいのかなと思った。」と社員の方のコメントも。

 

社長さん曰く,「今来たお客さんひとり一人がまたここに買いに来て欲しい。それが従

業員にとっても私にとっても励みになるので。日常に戻ることが,震災に遭った私たち

にとっては一番大事なことだということを今回凄く感じた。」と。

 


まとめ

 

・博多マルイオープンにあわせて出店開業した「きなこーや」は,熊本震災を受けた熊

本市内の和菓子店で,アサデスで紹介されていました。


・「きなこーやロール」(864円・直径約14cm)は看板商品のためか,開店後の1,2時

間で完売するほどの人気ロールケーキらしいです。


・熊本震災企業の商品を購入することも震災支援につながるということがどこかの番組

で言われていましたから,積極的に購入したいと思いました。