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サウジアラビア王国国王陛下来日ってナニ?仰天破格な豪遊についても!

サウジアラビア王国の国王陛下であるサルマン国王陛下が平成29年3月12日(日)から3月

15日(水)までの4日間,日本に来日されるということですが,その際の予定や仰天破

格と言われる豪遊!?について,簡単にまとめてみました。(追加しました)「サウジア

ラビア,サルマン国王陛下とご一行の実際の動きについて」

 

サウジアラビア王国国王陛下来日ってナニ?日本での大まかな予定は

サウジアラビア王国のサルマン国王陛下の来日について,大まかな予定ですが,日本官

邸と外務省のホームページに書かれていたので,紹介します。

サウジアラビアのサルマン国王陛下を,平成29年3月12日から3月15日ま

で,公式実務訪問賓客として招待することが了解されました。

その間,天皇陛下は,御所においてサルマン国王陛下を御昼餐にお招きに

なられたり,安倍総理は,サルマン国王陛下と会談し夕食会を催す予定で

あるということです。

サウジアラビアは世界第2位の原油確認埋蔵量及び原油生産量を有し,我

が国にとり最大の原油供給国であり,両国は1955年の国交樹立以来,

良好な関係を築いていて,我が国皇室とサウジアラビア王室との交流の歴

史も長いものだそうですが,サウジアラビアの国王の訪日としては1971年

以来となるサウジアラビアのサルマン国王陛下の訪日が,さらに両国の絆

と協力関係をどのように深めさせるのか期待されます。

(出典:日本官邸ホームページ

 

1 3月12日から15日まで,サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・

サウード・サウジアラビア王国国王陛下(Custodian of the Two Holy

Mosques King Salman Bin Abdulaziz Al-Saud, King of the Kingdom of

Saudi Arabia)が公式実務訪問賓客として訪日します。

 

2 滞在中,天皇陛下は,御所においてサルマン国王陛下を御昼餐にお招

きになります。また,安倍晋三内閣総理大臣は,サルマン国王陛下と会談

し,夕食会を催す予定です。

 

3 サルマン国王陛下の訪日は,我が国とサウジアラビア王国との親善関

係を一段と深めるものと期待されます。

(出典:外務省


サウジアラビア王国国王陛下来日ってナニ?サウジアラビアはこんな国

そもそも,サウジアラビアはどんな国なのか?やサルマン国王陛下はどんな方なのかを

予備知識として簡単に紹介します。

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サウジアラビアを世界地図で見た場合の位置です。

(出典:ウィキペディア

 

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上記の黒枠の部分をさらに絞ったサウジアラビア王国の地図です。

(出典:外務省

 

基礎データとして,面積が日本の約5.7倍の215万?で人口が日本の約4分の

1の3,154万人(2015年)です。

大陸がつながっているので,一応,自国民が73%で,外国人が27%になり

ます。ちなみに,在留邦人数は,1,228人(2016年5月)です。

首都は,リヤドで,民族は日本人に対してアラブ人です。

(出典:外務省

 

言語は,日本語に対してアラビア語公用語)です。日本文字は,横書き

の場合,左から右に書きますが,アラビア文字は,右から左へ,単語ごと

に線をつなげて書きます。

アラビア語を示したアラビア文字  ↓サウジアラビア王国を示した文字

  f:id:hidejinjin:20170313012703j:plain         f:id:hidejinjin:20170313012930j:plain

(出典:ウィキペディア

 

そして,今回来日のサルマン国王陛下は,2015年1月即位された第7代国王

で,二聖モスクの守護者という敬称をもたれています。(Custodian of the

Two Holy Mosques King Salman bin Abdulaziz Al Saud)

 

二聖モスクの守護者とは,二大聖地(イスラム教二大聖域)(メッカとマ

ディーナ)を擁するイスラム世界の中心的存在として,湾岸協力理事会

GCC),アラブ連盟等において主導的役割を果たしている人というよう

な意味だと思います。

 

サウジアラビアのことについては,今紹介した基礎データ(他にもいろい

ろな情報があります)以外にも下記出典の外務省にたっぷり情報がありま

すから参考にされてください。

(出典:外務省

 

サウジアラビアの大使館ホームページを見ると,サウジアラビアのいろい

ろな情報がわかります。

 

大使館のサウジアラビアから現地レポートを通して,日本ではあまり知ら

れていないサウジの生活・社会についても理解できます。

(出典:在サウジアラビア日本国大使館

 

サウジアラビアについての安全の手引きを読むことで,サウジアラビア

実情を知ることができます。

 

また,サウジアラビアの領事館のホームページからもさまざまな情報を知

ることができると思います。

(出典:在ジッダ日本国総領事館

 

サウジアラビア王国国王陛下来日の仰天破格な豪遊についても!

今回のサウジアラビア王国サルマン国王陛下来日の目的のひとつには,首脳会談におい

サウジアラビアで抱える原油安による財政赤字打開策として,日本からの産業多角化

支援に関わる協議なども含まれているのではないかと思われます。

 

しかし,このような政治的,会談的な事柄とは裏腹に別の点で,今回のサルマン国王陛

下の来日がとても話題になっていることがあります。

 

それは何かというと,サルマン国王陛下来日の仰天破格な豪遊についてのウワサです。

 

46年ぶりの来日という久しぶりさが影響しているのかどうかはわかりませんが,来日に

ついての内容がすごいんです。

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コレ,見たらわかると思いますが,飛行機を降りる時に使うタラップなんですが,先

日,サウジアラビアから持ち込まれました。

これはサルマン国王陛下の旅に欠かせないものだそうです。

何が普通のタラップと違うのかというと,エスカレーター式のタラップなんですね♪

サルマン国王陛下が81歳ということもあるかもしれないですが,今回のサルマン国王陛

下の来日に際して,まず日本側にサウジアラビア側から,移動式のタラップがあるかど

うかの問い合わせがあったそうです。

日本にはないと政府が答えると,なんとこの写真のタラップが持ち込まれたということ

です。

ロシアの貨物機で運んできたそうです。

「マジ,飛行機のタラップを,貨物機で,サウジアラビアから運んできたのかよ!?」と

絶叫したくなる気分になりました。まさに仰天です。

 

さらに話は続きます。

次は,破格な豪遊についてです。

これから紹介する内容を読んで頂ければ,とにかくいろいろなことが破格な仰天ぶり

で,『サウジ国王サルマン国王陛下,日本で豪遊か!?』と言わんばかりのことがわかっ

てもらえると思います。

 

仰天破格な豪遊その1として,今回のサルマン国王陛下の来日にあたって,東京都内の

高級ホテル1200室を予約して押さえたということ。

 

ボク的に,ということで申し訳ありませんが,国王1人が来日するだけに,押さえたホ

テルの部屋が1200室ですよ,1200室!!

大勢をともなってくるということがすぐにわかりますが,その数が凄すぎます。

 

仰天破格な豪遊その2として,400台の高級車,つまり国内で移動する際のハイヤー(タ

クシー)ということですが,高級車が指定されています。

 

ベンツ,BMW,レクサス等の高級車,400台ということで,東京都内のハイヤーだけ

では足りないので,東海地方からも集めているということです!!

「どんだけ~~!?」って感じです。

 

そして,仰天破格な豪遊その3として,随行人数が1500人以上と言われていることで

す。

「はぁ~,サルマン国王陛下に付いてくる随行の人が1500人以上もいるんだって!?」っ

て感じです。

「だいたい,飛行機何機に便乗して来るつもりなんだ!?」

それこそ,買い物とか行っても,『これ全部ちょーだーい♪』とかいうことになるので

はないかとか思ったりします。。。

 

冗談のつもりではありませんが,このような破格さから考えると,経済効果として,ど

れだけのお金を日本にもたらしてくれるのか!?などと皮算用してしまいそうな気持ちが

します。

 

サウジアラビア,サルマン国王陛下とご一行の実際の動きについて

(12日)

サウジアラビアのサルマン国王陛下が午後7時頃,専用機で羽田空港に到着され,出迎

えられた皇太子さまから歓迎を受けました。

サルマン国王陛下が羽田空港に到着してタラップを降りた時は,こんな感じでした。

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そして,その後,高級車に乗って高級ホテルに向かう場面がこんな感じでした。

                                  f:id:hidejinjin:20170314022211j:plain


(13日)

午後2時頃の東京・秋葉原では,サウジアラビアの国旗の下に「歓迎」を表す無数の張

り紙が掲げられました。

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                                                  サウジアラビアの国旗

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                                                                   歓迎

いったいどれだけのオイルマネーを落としてくれるのか!?店側の期待はふくらみます。


午後5時頃の銀座のアップルストアから出てきたサウジアラビアの関係者は,ジーンズ

をはいたラフなスタイルで(ボク的には,常にターバンをつけた服装だと思っていたの

ですが,まったく違っていました。)買い物をしていました。

 

箝口令(かんこうれい)がしかれているのか,取材者がいろいろ質問しても答えてくれ

ず,ようやく答えてくれたのが,「日本はいかがですか?」に対して『最高だよ。』と

いうぐらいの答えでした。


午後6時半には,日・サウジ首脳会談が行われ,午後7時半過ぎに行われた総理主催の晩

餐会(総理公邸)では,「日本とサウジアラビアの協力関係の未来図が描かれた日とな

ります。」と安倍晋三総理大臣が言われ,サウジアラビアのサルマン国王陛下は,『サ

ウジアラビアと日本の戦略的関係が,発展・進歩を見たことを祝福します。』と申され

ました。

 

今回,サウジアラビア・サルマン国王陛下の46年ぶりの来日の狙いは,外貨収入の内,

原油や石油製品が7割を占めるサウジアラビアが,3年ほど前から続く原油安を受け国の

財政が赤字に転落し景気も減速したことの解決策として,石油依存からの脱却と石油に

頼らない経済を目指す上で,日本との関係を強化しようとしているためだと考えられま

す。

 

要するに,日本が,第2次世界大戦以後,資源もない中で人材を育てながら,今は世界

第3位の大国になったそのノウハウを学びたいと考えているとも言われています。

 

しかしながら,サウジアラビアは,15日までの訪日を終えると次は中国を訪問する予定

ということで,日本と中国を天秤にかけている節もあり,あなどれません。

 

14日,15日の動きに何かあれば,紹介していきたいと思います。

(14日)

東京・有楽町のホテルのまわりには,黒塗りの高級車がズラリと待機。そうした中,昼

過ぎに動きが。国王の随行者らが車に乗り込み,ホテルを出発します。

向かったのは,近くの家電量販店です。

小型のスピーカーを10個ほど購入しただけでした。爆買いにはほど遠いですねぇ・・・


話は変わり,製油生産に依存しない「脱石油」を目指す経済改革を進めようとしている

サウジアラビア

東京証券取引所では,サウジアラビア証券取引所日本取引所グループが関係強化の

覚書(おぼえがき)を取り交わしました。

 

サウジ証券取引所のハサンCEOは,「覚書が長く豊かな関係の始まりと捉えてい

る。」と述べました。

 

サウジアラビアは,国営の石油会社の株式を来年上場する計画で,時価総額の見通しが

220兆円超の世界最大規模の上場として注目されているだけに目が離せません。


ところで,サルマン国王陛下の今日の行き先は皇居でした。

 

天皇陛下がサルマン国王陛下をお住まいに招き,約1時間の昼食を共にしながら親交を

深めました。

サルマン国王陛下は天皇陛下に対して,「第二の故郷である日本を訪れることができ,

大変うれしく思います。」と挨拶をされました。


この次に午後8時半過ぎ,東京千代田区でサルマン国王陛下が会談したのは,なんと,

ソフトバンクグループの孫正義社長。

石油埋蔵量第2位の国の王様と孫社長

いったい何を話し合ったのかというと,孫社長は,新たな情報革命を目指し,巨大なフ

ァンドを作ろうとしています。

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドは約10兆円に上りますが,ソフトバンクだけではで

きません。そこで,サウジアラビアに出資を持ちかけたのです。

 

サウジアラビアの世界最大規模のファンドから,約5兆円がソフトバンクに出資される

予定です。

 

孫社長が今回の会談に至るまで,いろいろな布石を打ち話を進めてきたと思われます

が,以前に孫社長はサルマン国王陛下に“Pepperくん”を送ったそうです。

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                “Pepperくん”

「ペッパーはどうでしたか。」と記者がサルマン国王陛下に尋ねると,サルマン国王陛

下は,「非常に素晴らしかった。」と答えられました。

 

会談後,ソフトバンク孫正義社長は,「国を挙げて協力関係を確実にしていく大変意

味のある会見だった。ビジョンファンドを通して,サウジアラビアをさらに大きく発展

させるということです。」と語りました。

 

一方,サウジアラビア側は,石油にとって変わるような長期的な投資の収益源を得たい

と考えているので,優れたIT関係の産業や技術に投資ができる,目利きができる人,

それを孫社長に期待しているのだと考えられます。

 

まとめ

・サルマン国王陛下に関するさまざまな仰天破格な豪遊について,実際はどうなのか,

ニュース報道から目が離せません。

 

サウジアラビアと日本の今後の発展のために,両国のつながりが深まり,今回のサル

マン国王陛下の来日が大成功に終わることが大いに期待されます。